研修会 : 「標題」人間であること。脳の発達・形成
日時:2008年10月04日 17:45~20:00
研修会場:中原市民館(実習室)
研修標題:保育園の経営、運営していく方が、是非知っていてほしい子ども達の脳の発達について
- 講演『人間であること』『脳の発達・形成』、質疑応答
- 認定保育園の今後について、事前質問についての質疑応答
講師:聖マリアンナ医科大看護専門学校講師 高橋照比古先生
研修会:「標題」人間であること。脳の発達・形成
(当研修会講義は年間、下記の講義内容に基づく)
- 人間であること =脳があること=
- 人間を形成する脳 ~生まれたばかりの脳は400g~その後6ヶ月で2倍に~7、8才で90%に達する~20才前後で完成。
- 脳の発達 =生まれたばかりの未熟な脳は、神経細胞は出揃うが、しかし配線ができていない。その配線の髄鞘化が脳の発達。
- 生の営み =脳の3つの統合系を知る。脳幹・大脳辺緑系・新皮質系。
- 家庭の役割、保育の役割 =脳幹、脊髄系が分担する家庭の基本的な役割。大脳辺緑系が分担する閉鎖性が要請される役割。新皮質系が分担する、家庭の開放性が要請される役割
-----保育とは・・・ - 保育・教育の究極の目的 = 人間形成
自分はこのように育てていきたい育児観
このように教育していきたい教育観
社会人として世に処してゆきたい人生観
自分はこのように振舞いたい世界観
人間の理想像をおのがじし脳に画いて、その実践を努める。単なる保育や教育の技術者ではなく、聖職とさえよばれる保育士や教師としての重い使命。その実践を通じて、大きな誇りが体得できる。
-----脳の発達を知ることによって、乳幼児の成育を知る。
-----脳の分野を知る事によって、脳が受け入れる情報の流れを知る。
職歴:川崎市立平間小学校教諭~川崎市民生局青少年部入庁を経て、
現太陽の子保育園主宰
社会福祉法人照陽会 理事長
以上